双子育児大変なことランキング上位であろうお風呂についてご紹介です。

導入(お風呂は大変…)

里帰り後、夜は育児休暇中の夫と協力してお世話を行っていましたが、まとまった睡眠がとれず睡眠不足な日々を送っていました。そんな時本屋さんで赤ちゃんの睡眠にまつわる本を立ち読みし、「赤ちゃん寝てくれるの!」っと救われるような気持ちになりました。本を購入して読み、睡眠の重要性を再認識し(頭の良さは新生児期の睡眠で決まる!とか見ると気にしちゃいますよね~)、ネントレに取り掛かりました。

新生児期

ネントレ記録(生後4か月~)

このころの双子のねんねスケジュール
  • 9時~10時半(1.5h)
  • 14時~15時(1h)
  • 18時半~22時(3.5h)
  • 22時半~2時(3.5h)
  • 2時半~6時(3.5h)

計13時間の睡眠です。まったく同じタイミングで寝ることは少ないですが、30分単位のずれくらいで収まる範囲の誤差でした。双子の生活リズムを整えたかったので、よほどのことがない限りミルクの時間は揃えていました。

参考書籍に従って、ねんね前のルーティンを設定しました。

部屋を薄暗くする ※夜のみ
夕方以降は電球色のライトだけつけて暮らしていました。
お風呂 ※夜のみ
お風呂は毎日だいたい17時に入れていました。このころは双子をひとりずつベビーバスで沐浴でした。順番はぐずっていたり、眠そうだったり毎日状況が異なるので固定していませんでした。
ミルク
このころは完全ミルクで育児をしていました。げっぷはなかなか寝ない・夜泣きの原因となりますのでしっかりと出すことを意識していました(でも出ないときは出ないですよね~)。
絵本読み聞かせ
「これがみえたら、きこえたらねんねだ!」と感じられるよう、読む絵本は固定していました。「ちゅ」。絵もかわいいし、長さもちょうどよい気がしています。
おむつ替え
個人的にかなり重要!な行程です。それまではミルクの前 or ウンチが出たらオムチェンしていましたが、夜寝せる前におむつ替えを行うようにすることで、「やっと寝た~~~」 ⇒ 「げ、ウンチしてる・・・」を防ぐことができます。最初のころは忘れてしまうので、壁に紙を貼って自分へ注意喚起していました。
寝室環境を整える
1)カーテンを引き、真っ暗な部屋に
2)エアコンを最適温度に設定(我が家は26度)
3)ホワイトノイズマシンでオルゴールを流す
4)お布団、おしゃぶりを定位置にセッティング
おやすみのごあいさつ
ぬいぐるみや家具に「おやすみなさい」と話しかけながら寝室に向かう行為です。本に書いてあるので忠実に実施していました。だいたい双子の相方、お父さん(お母さん)、ぬいぐるみ、観葉植物に挨拶をしていました。
お布団に寝かせて子守歌 or トントン or おしゃぶり
お布団にそっと置きます。大泣きしたとしても抱っこはせずに横たわらせます。子守歌を歌い、トントンします。そんなのでうちの子は寝ません。最終兵器おしゃぶりの登場です。おしゃぶりがはまれば落ち着きます。ここで数分で寝てくれるとよいのですがそうもいきません。寝ていませんが次行程に進んじゃいます。
寝室から出ていく(寝なければ声掛け)
そっと寝室から出ていきます。
初日は3分泣き続けたら寝室に入り、「ねんねだよ」「大丈夫だよ」と赤ちゃんに触らずに声掛けをします。5分後、寝ていないようであれば再度入室して声掛けをし出て行って待つ、を繰り返します。待つ時間を3分→5分→10分とだんだん長く延ばしていきます。初日の最大待ち時間は10分なので、寝なければ10分ごとに声掛けを繰り返します。

ここが心折れるポイントです。ネントレを初めて数日は当然のことながら大泣きです。心が痛み、抱っこをしに寝室に行きたくなりますが、ぐっとこらえます。

最初のころは忠実にやっていましたが、ネントレ開始3~4か月以降は、私が同室にいれば時間がかかっても抱っこせずに寝てくれるようになったので、寝室から出ていくことはしなくなっていました。スマホを見たりはできないですが、横になって休息していました(寝落ちもしてました)。

ネントレ記録(断乳後)

生後10か月の誕生日に断乳をしました。断乳後は夜通し眠ってくれるようになりました涙
断乳については別記事で詳しく書きたいと思います。

ネントレのための環境整備

  • 【最重要】寝室に危険がない状態にしておく
    赤ちゃんだけを寝室に残す状態になるので危険なものは排除しましょう。
    手の届くところに重いものや割れるものがないか、ベットに寝かせるのであれば落ちないか、コンセントは赤ちゃんが触れる状態になっていないかなど必ず確認してください。
    →ベビーモニターも便利ですね
  • 部屋を真っ暗にする
    1級遮光のカーテンで真っ暗にします。また、エアコンや電子機器の作動中ライトはかなり明るいのでマスキングします。
  • 適温にする
    夏場は〇〇度、それ以外は〇〇度が適温です

ちなみに我が家は家族全員同じ寝室で寝ています。同室だと双子が起こしあうこともあり、寝室を分けたこともあるのですが上手くいきませんでした。ただご家庭によってはそれができるケースもあるみたいなので、一度試してみるといいかもしれません。

買ってよかったもの(ネントレ編)

  • ホワイトノイズマシン
    充電式で小さいので旅行の時も必ず持って行っています。
  • おしゃぶり
    うちの双子はおしゃぶりがはまれば寝る確率がぐんと上がりました。おしゃぶり依存を恐れていてねんねのタイミングでしか与えていませんでしたが、生後半年くらいに双子どちらもおしゃぶり拒否になりました…
  • 1級遮光カーテン
    もともと2級遮光を使っていましたが、夏場は18時を過ぎてもかなり明るかったため、1級遮光を追加で買い足しました。1級は本当に真っ暗になります。
  • スリーパー
    寝返りをするようになると掛け布団を蹴ってしまうので購入しました。

ネントレをやってみての感想

よかったこと
  • 寝かしつけ労力が減った
    一番はコレです。ネントレ前は夫婦で抱っこひもを装着して1時間くらい立ち抱っこで寝かせる毎日でした。夫婦そろって腰やひざが故障しそうでした。交代で整体に通い、体にむち打ち頑張っていましたが、ネントレを始めてからは体の負担がかなり減りました。
  • 寝る時間が決まってくるので、大人のフリータイムが確保できる
    ネントレが安定すると、大人だけの時間が確保できます。最低限の家事をやったり、ゲームしたり、眠ったり、ダラダラしたりと好きに使える時間が確保できるようになりました。
つらかったこと
  • 泣き声に耐えなければならない
    ほんとうに、めちゃめちゃ泣きます。当然ですよね。泣き声を聞いているのも辛いし、集合住宅住まいの我が家はいつクレームやら壁ドンやらあるか、ドキドキでした…(ご近所の皆さんは子育ての理解がある方ばかりだったのか、そういったことはなかったです、ありがたや)
  • 本の通りに行かない
    当然なんですが、個性や状況、体調も毎日様々なので、本に書かれている通りにはいかないことも多かったです。1週間上手くいっていたのに急に長時間寝なくなってしまうこともありました。私の性格的な問題なのですが、うまくいかないと嫌になってしまい、しばらくネントレを辞めることもありました。
  • 帰省などイベントごとがあるとリズムが崩れる
    事情があって双子と私の実家に帰ることが何度かありました。寝室の環境が変わるのはもちろん、フルタイムで双子祖父が働いていたこともあり、家の中の生活リズムを赤ちゃんファーストにすることはできず、寝てくれないことが多かったです。
  • 外野に「かわいそう」と言われる
    ネントレをやろうとしている方で、これを気にされている方は多いのではないかと思います。実際言われます…。
    年齢層関わらず言われることがあるので、ネントレをしていることは自分からは積極的には言いませんでした。

まとめ

覚えていることをつらつらと挙げました。現在お子さんが寝てくれなくて大変な思いをしている方も、これを見てくれているかもしれません。私も双子が寝てくれないと本当に辛くて、WebやYoutubeでネントレ関連の動画をみまくったり、双子や夫に対してイライラをぶつけてしまったりしたこともたくさんあります。
こどもはいつかは自分で眠れるようになります。それがいつかは個人差によるところが大きいですが、苦しい「今」を乗り越える手段として、ネントレを試してみることはありだと思います。